かつてのBCL少年も初めての方もぜひ再びロマンの世界へ


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EXCALIBURかんたんマニュアル

次世代の受信機SDR(Software Defined Radio)は、PERSEUSの国内販売開始以降、広くBCLの間で使われるようになりました。
時代の流れ、技術の進歩を感じます。新型の通信型受信機の発売がほとんどなくなり、選択肢が無くなってきたのもあると思います。


SDRの代表格、microtelecom PERSEUSのライバル格として頭角をあらわしてきた、WiNRADiO EXCALIBUR
以下、かんたんな使用感です。


使用しているノートPCは4年前購入のものです。使用感はそれぞれのPC環境によって変わってきます。

CPU: Intel Core 2 Duo プロセッサーT9300(デュアルコア / 2.5GHz / L2キャッシュ6MB)
LED: 15.4" WXGA
グラフィック:NVIDIA GeForce 8600M GS 256MB
メモリ:4GB DDR2 SO-DIMM (667MHz/2GB×2/デュアルチャネル)
HD:250GB ハードディスク(5400rpm/ シリアルATA/2.5インチ)
OS: Microsoft Windows Vista Home Premium


*EXCALIBURを買う
国内の取り扱いメーカーは無く、現時点ではメーカー直販や海外のハムショップなどから購入するしかありません。唯一ナカトヨドットコムが輸入代行をしています。
私は海外のeBay出品者から購入。送料込みで74kほど、注文から約2週間で届きました。


*EXCALIBURが届く
ちょっと大きめな箱を開けると、EXCALIBURS本体に、取扱説明書(英語)、インストールプログラムの入ったソフトウェアCD-R1枚、USBコード、BNC-SMA変換コネクタ、ACアダプタが付属しています。
EXCALIBURSの大きさは、ちょっと重みがありますがPERSEUSとだいたい同じです。小さく軽く、場所を取りません。
c0077964_16183913.jpg


*EXCALIBURのセットアップ
①メーカーサイトのApplication Software Downloadにアクセスし、G31DCC (Excalibur) Applicationの最新版(現時点では v1.55)をあらかじめパソコンにインストールしておく
②パソコンの電源を入れてWindows Vistaを起動
③USBケーブルを、EXCALIBURとパソコンの USBポートへそれぞれ接続
④電源を接続。付属のACアダプタはトランスタイプで米国仕様(INPUT AC120V 60Hz 22W/OUTPUT DC12V800mA)ですが、日本国内でも問題なく動作してます。コンセントに挿すと、プラグから12.17Vが出てます
⑤EXCALIBURの電源スイッチをON。青色のLEDが点灯し、デバイスドライバソフトウェアのインストールがはじまりますので、インストール完了を確認します
⑥EXCALIBURにアンテナを接続。アンテナ端子はSMAです。適宜変換プラグを使います
⑦パソコンの「WiNRADiO G31DDC」アプリケーションアイコンをダブルクリックで、EXCALIBURが起動します。EXCALIBUR本体のランプは「短い消灯2回と長い点灯1回」の繰り返し(正常な受信状態)になり、デスクトップに操作ウインドウが表示され、パソコンのスピーカから受信音が流れ出します
(下画面は、630kHz KUAMを受信中)
c0077964_16174055.jpg


*EXCALIBURで聞く
操作画面は、受信機ぽいPERSEUSに比べると作業用ソフト的です。
詳しい操作法は、英文の説明書を読む必要があります。ソフトウェアCD-Rに取説pdfは入ってませんが、 G33DCC (Excalibur Pro) Application同梱のG33DDC取説pdfが参考になります。一部を除き使用方法はほぼ同じです。


とりあえず受信するには、PCのキーボードに直接入力します(例:5 9 4 Enterで594kHz)。また、カーソルの位置に関係なく、マウスのホイールを回すと(マウスを左右クリック、またはキーボードの上下キーを押すと)周波数が可変します(最大1kHzステップ)。9kHz、10kHzステップ可変には、TuningタブのStepボタンを使います。押しっぱなしにするとスピーディに周波数が変わります。スペクトラム上の任意の周波数をダブルクリックでも受信できます。

スペクトラム表示は3つ(左上が記録帯域の表示用、右上が受信周波数の制御用、下がLF~HFバンド全体の表示用)。
各スペクトラムの帯域表示は受信・再生状態に関係なく自由にズームアップ・ダウンできるので、受信局の帯域幅を変えずに正確な周波数を確認できて便利です。
PBTやNotch、フィルタ帯域可変、メモリー機能など各種機能も充実しています。

Memoryタブから、受信局のHFCC、EiBiリスト表示ができます(WiNRADiOドキュメントフォルダに、リストのtextファイルを入れておく必要あり)。各種Userlist Browserアプリケーション・プラグインを利用することで、Userlistファイルのリスト表示も可能になります。

受信音質は、PERSEUSより耳に優しく聞きやすいです。EXCALIBURはやや軽く穏やかな音(アナログ受信機的)、PERSEUSは固く耳を突く音(DSP受信機的)です。EXCALIBURのほうが、ノイズ成分が音声の後ろに引っ込んだように聞こえ、了解度も高く感じます。

感度は、PERSEUSとほぼ同じようです。
自宅シャックのNFBプリアンプ(+10dB)を入れると、中波帯、短波帯でADC CLP表示が出ます。


*PERSEUSとEXCALIBURを同時に使用する
PERSEUSとEXCALIBURを同時に起動することで、中波帯を記録しながら短波帯を聞く・記録する、といった事も可能になります。使用したPCでは、PERSEUSのSampling Rateを2000、EXCALIBURのDDC BWを2MHzで同時起動させると、受信時・記録時ともEXCALIBURの受信音にプツプツノイズが乗りました。PERSEUSのSampling Rateが2000の時はEXCALIBURのDDC BWを1.5MHzにするなど、どちらかの受信機の帯域幅を1ランク落とすと改善されます。

両機同時使用時のCPU使用率は、受信時は50~65%、記録時は60~70%になりました。
5分間記録したファイルサイズは、PERSEUS(Sampling Rate2000)で2.23GB、EXCALIBUR(DDC BW1.5MHz)で4.47GB、DDC BW2MHzで5.6GBになりました。

ちなみに、カーバッテリー接続のDDコンバータで同時使用(受信のみ)してみると、5時間強は稼働します。先日のペディでも、記録しながら2時間半ほどなら十分使えました。
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〈その他、PERSEUSと異なる機能〉
・PERSEUSが最大記録帯域幅1.6MHzに対しEXCALIBURは2MHz
・VFOがRX1~3まで3つある
・AMS(同期検波)モード時に側波帯の選択ができる
・各表示窓やソフト全体のウィンドウサイズを自由に変えられる
・各スペクトラムウィンドウの画像ファイルを保存できる
・DC12Vなので、PERSEUSのように5V電源を用意する必要がない(カーバッテリー接続の分電盤でも使用できました)


〈気になる点〉
・広帯域の「タイマー」記録ができない。右上スペクトラムの受信局のみタイマー記録が可能。ちなみに右上スペクトラムの録音ファイル(wavファイル)は再生時にフィルター操作などはできない
・アプリケーションソフトウェアの操作は、直感的なPERSEUSに比べやや複雑。3つもスペクトラム表示があってコントロール部が狭く、豊富な機能をタグ分けしているのが要因
・SSBでの受信や解析時、レベルの高いノイズがパチパチ耳を突く。AudioタブのGainを0から-1dBに下げることで改善できる
・Notchは適用周波数を入力する手間や、ノッチレベルが可変できないなどやや不便
・SplitボタンをONにして記録ファイルを2GB分割するよう設定しないと、ファイルサイズが巨大になりすぎて外付けHDDに転送が不可になる
・記録ファイルにタイムスタンプが付かない。別途、記録ファイルに時刻を入力することで表示可能になる(参照http://arcticdx.blogspot.com/2011/10/date-and-time-stamp-on-winradio-g31ddc.html)
・1MHz以上の広帯域幅で記録や解析を繰り返すと、パチパチノイズが乗ったり音声がガサつくことがある。アプリウインドウ右下のOn/Offボタンなどでリセットすると消える
・On/Offボタンはミュート的なものではない。記録中に押すと記録も止まるので注意
・再生スライダを操作した際にもバチバチと激しいノイズが乗る。また、PERSEUSのように任意の部分をリピート再生することができず、ID解析時に使いにくい
・各ボタンの反応が若干鈍い
・SメータのμV表示が文字化けしている



評判通り「音質はEXCALIBUR、使いやすさはPERSEUS」。
高い基本性能、2MHzにおよぶ帯域記録機能、バージョンアップして進化していくソフトウェア(今後に期待)・・良きライバル同士お互い高め合い、より高性能の受信機に進化していってほしいです。
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by bclguide | 2012-03-23 19:31 | 受信機 | Comments(2)

TuneIn Radio

近年はシャックでDXをしなくなっているので、ペディに行けないとRXに灯がともりません(悲)。受信音を聞く機会は、時々お仲間DXerから聞かせて頂く不明局音声ファイルくらい。
このままDX局から遠ざかり続けるのも寂しい・・

iPhoneやiPadのアプリで、海外のラジオ局のストリーミングが聞けるものがいくつかあります。TuneIn Radio(230円)もそのひとつ。

このアプリは世界中のラジオ局のストリーミング配信を聞くことができます。
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地図を使って検索。
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ピンの立っている地域の受信可能局リストが出ます。
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受信画面。番組表も表示されます。
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放送のタイマー録音が可能です。記録時間は5分単位で設定。
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使いやすいアプリで、パラチェックにも便利そうです。
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by bclguide | 2010-11-30 15:50 | 受信機 | Comments(2)

ICF-6500よいまは眠れ

BCLを再開してすぐに手に入れたICF-6500。学生の頃壊してしまったので、時を経てネットオークションで買ったものです。仕事場でずっと放送を流しっぱなしにしてましたが、とうとう音が出なくなってしまいました。

まずAMバンドがNGになり周波数表示もめちゃくちゃに。バンド切り替えをガチャガチャやってると直ってましたが、やがてSW~FMもだめになり沈黙。どこかのパーツを取り替えれば直るのかもしれないけど、もう30年選手。とっくに寿命がきてもおかしくないかな・・


かわりに仕事場にはBCL-2000を置きました。こちらも一昔前のBCLラジオのような大きい筐体でいい音です。
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by bclguide | 2010-11-07 16:11 | 受信機 | Comments(0)

アンテナまたポキリ

坊主にまたやられてしまいました。今度はロッドアンテナの先端から2段目の部分。

先が尖って危ないです。取り替えようにも手持ちのアンテナ無いし・・今度アキバで買い求めてきます。
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by bclguide | 2010-06-01 10:07 | 受信機 | Comments(0)

アンテナ復活

ロッドアンテナが折れたICF-SW22のかわりに、DE1103を女房に勧めましたが、「音はいいけど、FMを入れずらい」とのこと。女房は放送局の周波数を知らないので、チューニングは目盛りの付いた周波数ゲージのあるラジオでないと使いにくい。しかもDE1103は国内FMバンドにゲージが目盛られておらず。

使い慣れたICF-SW22がいい。でも買い直すにはもったいない(新品買っても、また坊主が壊しそうだし)。

思案して、ちょうど似たような大きさの小型ラジオがあるのを思い出しました。MASONというメーカーのR761L。だいぶ前にオークション経由で700円くらいで入手したが、使いにくく感度悪く音も悪くでお蔵入りしてたもの。
これのロッドアンテナがSW22のとだいたい同じ長さだったので、取り外して移植・・
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めでたく動作しました。若干長いアンテナだったので、縮めて収納がちゃんとできませんが、愛着のあるラジオを使い続けることができてよかったです。
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ついでにかるく分解清掃(周波数ゲージ板にホコリが付きやすい)。
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小さな基盤にびっしり取り付けられたパーツ。本体の幅一杯分の長さのバーアンテナが見える。
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コンパクトデジカメ並みのサイズ。重さは電池込みで205g。
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by bclguide | 2010-05-13 09:09 | 受信機 | Comments(4)

アンテナポキリ

愛用してたSONY ICF-SW22のロッドアンテナを、坊主がポッキリ折ってしまいました。

何度か付け直そうと試みましたが、すぐ取れてしまい元に戻りません。ソニーのブック型ラジオのミニチュアみたいなデザイン、電池持ちの良さ、扱いやすさが気に入ってて、新婚旅行のモルジブにも持っていった思い出深いラジオです。女房もこれでFMをよく聞いてたので、残念がっています。
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by bclguide | 2010-05-12 09:25 | 受信機 | Comments(0)

COUGAR2200

連休もようやく終わり。子供の頃、休みになるたびに親が「はやく学校始まってほしい」とこぼしてましたが、この歳になってそれをようやく実感・・

休み中、近所のリサイクルショップに行った弟から「短波ラジオみたいのが置いてあったよ」と聞く。三才ブックスのBCLラジオカタログを見せると「これに似てた」と指差したのがNational PanasonicのRF-2200、通称「クーガ2200」!早速見に行ってきました。

経年変化でボディはくすんでましたが見た目に壊れているようでもなく、電池室の接点もきれい(通電のみ確認の表記あり)。ただ、数百円〜2、3千円といったジャンクコーナーの商品の中でもひときわ目立つ「一万五千七百五十円」の価格タグ。「ジャンク品でこの値段は・・」写真だけ撮って、店を後にしました。
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by bclguide | 2010-05-06 12:40 | 受信機 | Comments(4)

真夏のウォーキング

朝の涼しいうちに、近所の公園でウォーキングしてます。適度なアップダウンがあり、車を気にせずにすむし木陰で日差しも防げる、一汗かくと頭もスッキリして仕事がはかどる!(ような気もする)
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ウォーキングの友のラジオはSRF-M97Vですが、地元のエフエム戸塚はFMヨコハマのおばけでよく聞こえません。送信所は近所なのに、どうも信号が弱いです。

エフエム戸塚 出力10W 送信所からの距離2.1km
FMヨコハマ 出力5kW 送信所からの距離8.5km
(送信所からの距離は、受信した公園までの数値)

距離よりパワーの違いが大きいようです。
下の地図は、エフエム戸塚とFMヨコハマのサービスエリアをアバウトに示したものです。黄色い円がFMヨコハマ、「横浜」の文字の左にある赤い斜めの楕円がエフエム戸塚のものです。
この差は大きい。コミュニティFMはロマンを感じる放送局なんだけど、いざというとき聞こえない(実用的でない)のは、頼りなく感じてしまいます。天変地異のとき、頼りにできません。
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追記:さいきんのレゴヤマト。エフエム戸塚がヤマトなら、FMヨコハマは白色彗星超巨大戦艦か。
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by bclguide | 2009-08-08 09:49 | 放送の楽しみかた | Comments(3)

ICF-EX5MK2

SONY ICF-EX5MK2。1985年10月以来、ほぼ当時のままの設計・外観で発売され続けているラジオです。家電製品でこれほど息の長いものを他に知りません。ソフトウェア受信機も登場する現在、なぜ四半世紀前のラジオが超ロングセラーなのか、すごく興味があります。

このラジオは、内蔵フェライトバーアンテナの大きさからファンの間で「最強の中波ラジオ」と呼ばれています。たしかに中国製のDE1103と聞き比べても、日中にラジオ関西を単体で受信してみるとICF-EX5MK2のほうがよく聞こえます。高感度もさることながら、「MW(中波)放送局名表示板」にも大きな魅力があります。本体前面半分の面積を占める表示板には、北海道から沖縄までの各地域で受信可能なAMラジオ局名がずらりと並んでいて、インパクト大です。「このラジオなら、ダイヤルを合わせればこの局も聞こえるかもしれない」と期待がふくらみます。

ICF-EX5MK2はBCLラジオというより、国内の中波放送、それも「ある程度遠距離の局を含めた国内中波」を重点的に聞くユーザーのためのラジオです。普通のラジオとBCLラジオの中間のような、不思議なラジオです。「遠くの局を聞きたいから感度が欲しいけど、BCLラジオのような多機能で高価なものは必要ない」、そんなBCLよりも圧倒的多数の中波リスナーが、このラジオを愛し続けているんでしょう。


このラジオは、いまでも国内工場で製造されている数少ないMADE IN JAPANのラジオだと聞いたことがあります。自分がBCLから離れて、20年を経てまた戻ってくるまでの間も、そしてこれからも、ずっと現役でファンに夢を与え続けているラジオ。すごいなあ・・なんだかこのラジオから勇気をすこし分けてもらえたような気がします。
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by bclguide | 2009-07-17 17:35 | 受信機 | Comments(2)

All in one の魅力

昨年導入した頃は、これが次代の受信機になるのか半信半疑だったけど、年をまたぐあたりからSDR(PERSEUS)ユーザーが徐々に増えてきている。

通信型の主力機AR7030やNRD-545の発売終了以来、久々の本格的新型受信機になるPERSEUS。大きさはポータブルラジオくらいだが実力は桁違いで、黎明期に導入されたDXerの熱心なレビューにより、高性能であることが次第に認知されてきた。不思議とこのRXに関しては、否定的な使用感をあまり聞かないような気がする。ソフトのバージョンアップで、BCLにとって「こんな機能があったらいいな」が次々実現しているところも、夢とロマンを感じさせてくれる。いままでのメーカーと違って、打てばすぐ響く改善がなされるし、製作者との距離が近いのもいい。国内販売もはじまって手に入れやすくなり、またこのところの円高も輸入を後押ししたのだろう。
PERSEUSはパソコンに慣れた近年の復活組が導入しやすいし、パソコンユーザーに潜在的にある「これ一台でなんでもやりたい」が叶う受信機なんだと思う。

「PERSEUSを接続したパソコン」それ自体がまさに高性能受信機になる。com0com、Microsoft .NET Framework 3.5、Virtual Audio Cableをインストール・設定することで、その性能は更なる飛躍を遂げる。Perseus Record SchedulerやFC Record Timerなどで1600kHz帯域一括タイマー記録が可能になった。SoundEngine FreeやSound it!、♪超録を使えば、解析した受信音を切り出せる。切り出した音声はブログにアップしたり、受信報告に添付するCD-Rも作成できる。dreamでのDRM受信も改造やコンバータは不要。KG-FAXやWIN_RTTY、NAVTEX Decoder、KG-HFDL・・様々なソフトでFAXやNAVTEX、HF-ACARSといった特殊な通信もデコード可能。もちろんパソコンがノートタイプなら、ノイズレスのペディ地にこの高性能機を持っていける。
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様々なタイプのDX局を、眼と耳で受信、そして帯域記録、音の編集、受信報告書作成、ログ管理、Webで情報の収集・交換、データ化したQSLや受信音のコレクション、しかも省スペース・・BCLの遊び方がまさに「PERSEUSを接続したパソコン」これ一台に凝縮されたかのよう。そんなところにも、パソコンを中心にした受信機PERSEUSが受け入れられた理由を感じる。
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by bclguide | 2009-03-04 01:53 | 受信機 | Comments(2)