かつてのBCL少年も初めての方もぜひ再びロマンの世界へ
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970 R. Fórmula
先週のPediで18時に取れた970kHzのID。
受信音はこちら。
太さんいわく「メキじゃないの?」とのことで、よく聞き取ってみると、
"… en Fórmula 970(novecientos setenta)" と聞こえました。
念のためR. Fórmulaのストリーミングを聞いてみると、同じタイプのIDが出てます。
録音集に上げた音声ファイルは、前半が受信音、後半がストリーミングです。上記IDは、開始6秒から出てます。
XERFR、メキシコシティの50kW局。この日は1220のXEB(こちらは100kW)も強力でした。
受信音はこちら。
太さんいわく「メキじゃないの?」とのことで、よく聞き取ってみると、
"… en Fórmula 970(novecientos setenta)" と聞こえました。
念のためR. Fórmulaのストリーミングを聞いてみると、同じタイプのIDが出てます。
録音集に上げた音声ファイルは、前半が受信音、後半がストリーミングです。上記IDは、開始6秒から出てます。
XERFR、メキシコシティの50kW局。この日は1220のXEB(こちらは100kW)も強力でした。
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by bclguide
| 2012-03-26 21:23
| 放送の楽しみかた
|
Comments(0)
EXCALIBURかんたんマニュアル
次世代の受信機SDR(Software Defined Radio)は、PERSEUSの国内販売開始以降、広くBCLの間で使われるようになりました。
時代の流れ、技術の進歩を感じます。新型の通信型受信機の発売がほとんどなくなり、選択肢が無くなってきたのもあると思います。
SDRの代表格、microtelecom PERSEUSのライバル格として頭角をあらわしてきた、WiNRADiO EXCALIBUR。
以下、かんたんな使用感です。
使用しているノートPCは4年前購入のものです。使用感はそれぞれのPC環境によって変わってきます。
CPU: Intel Core 2 Duo プロセッサーT9300(デュアルコア / 2.5GHz / L2キャッシュ6MB)
LED: 15.4" WXGA
グラフィック:NVIDIA GeForce 8600M GS 256MB
メモリ:4GB DDR2 SO-DIMM (667MHz/2GB×2/デュアルチャネル)
HD:250GB ハードディスク(5400rpm/ シリアルATA/2.5インチ)
OS: Microsoft Windows Vista Home Premium
*EXCALIBURを買う
国内の取り扱いメーカーは無く、現時点ではメーカー直販や海外のハムショップなどから購入するしかありません。唯一ナカトヨドットコムが輸入代行をしています。
私は海外のeBay出品者から購入。送料込みで74kほど、注文から約2週間で届きました。
*EXCALIBURが届く
ちょっと大きめな箱を開けると、EXCALIBURS本体に、取扱説明書(英語)、インストールプログラムの入ったソフトウェアCD-R1枚、USBコード、BNC-SMA変換コネクタ、ACアダプタが付属しています。
EXCALIBURSの大きさは、ちょっと重みがありますがPERSEUSとだいたい同じです。小さく軽く、場所を取りません。
*EXCALIBURのセットアップ
①メーカーサイトのApplication Software Downloadにアクセスし、G31DCC (Excalibur) Applicationの最新版(現時点では v1.55)をあらかじめパソコンにインストールしておく
②パソコンの電源を入れてWindows Vistaを起動
③USBケーブルを、EXCALIBURとパソコンの USBポートへそれぞれ接続
④電源を接続。付属のACアダプタはトランスタイプで米国仕様(INPUT AC120V 60Hz 22W/OUTPUT DC12V800mA)ですが、日本国内でも問題なく動作してます。コンセントに挿すと、プラグから12.17Vが出てます
⑤EXCALIBURの電源スイッチをON。青色のLEDが点灯し、デバイスドライバソフトウェアのインストールがはじまりますので、インストール完了を確認します
⑥EXCALIBURにアンテナを接続。アンテナ端子はSMAです。適宜変換プラグを使います
⑦パソコンの「WiNRADiO G31DDC」アプリケーションアイコンをダブルクリックで、EXCALIBURが起動します。EXCALIBUR本体のランプは「短い消灯2回と長い点灯1回」の繰り返し(正常な受信状態)になり、デスクトップに操作ウインドウが表示され、パソコンのスピーカから受信音が流れ出します
(下画面は、630kHz KUAMを受信中)
*EXCALIBURで聞く
操作画面は、受信機ぽいPERSEUSに比べると作業用ソフト的です。
詳しい操作法は、英文の説明書を読む必要があります。ソフトウェアCD-Rに取説pdfは入ってませんが、 G33DCC (Excalibur Pro) Application同梱のG33DDC取説pdfが参考になります。一部を除き使用方法はほぼ同じです。
とりあえず受信するには、PCのキーボードに直接入力します(例:5 9 4 Enterで594kHz)。また、カーソルの位置に関係なく、マウスのホイールを回すと(マウスを左右クリック、またはキーボードの上下キーを押すと)周波数が可変します(最大1kHzステップ)。9kHz、10kHzステップ可変には、TuningタブのStepボタンを使います。押しっぱなしにするとスピーディに周波数が変わります。スペクトラム上の任意の周波数をダブルクリックでも受信できます。
スペクトラム表示は3つ(左上が記録帯域の表示用、右上が受信周波数の制御用、下がLF~HFバンド全体の表示用)。
各スペクトラムの帯域表示は受信・再生状態に関係なく自由にズームアップ・ダウンできるので、受信局の帯域幅を変えずに正確な周波数を確認できて便利です。
PBTやNotch、フィルタ帯域可変、メモリー機能など各種機能も充実しています。
Memoryタブから、受信局のHFCC、EiBiリスト表示ができます(WiNRADiOドキュメントフォルダに、リストのtextファイルを入れておく必要あり)。各種Userlist Browserアプリケーション・プラグインを利用することで、Userlistファイルのリスト表示も可能になります。
受信音質は、PERSEUSより耳に優しく聞きやすいです。EXCALIBURはやや軽く穏やかな音(アナログ受信機的)、PERSEUSは固く耳を突く音(DSP受信機的)です。EXCALIBURのほうが、ノイズ成分が音声の後ろに引っ込んだように聞こえ、了解度も高く感じます。
感度は、PERSEUSとほぼ同じようです。
自宅シャックのNFBプリアンプ(+10dB)を入れると、中波帯、短波帯でADC CLP表示が出ます。
*PERSEUSとEXCALIBURを同時に使用する
PERSEUSとEXCALIBURを同時に起動することで、中波帯を記録しながら短波帯を聞く・記録する、といった事も可能になります。使用したPCでは、PERSEUSのSampling Rateを2000、EXCALIBURのDDC BWを2MHzで同時起動させると、受信時・記録時ともEXCALIBURの受信音にプツプツノイズが乗りました。PERSEUSのSampling Rateが2000の時はEXCALIBURのDDC BWを1.5MHzにするなど、どちらかの受信機の帯域幅を1ランク落とすと改善されます。
両機同時使用時のCPU使用率は、受信時は50~65%、記録時は60~70%になりました。
5分間記録したファイルサイズは、PERSEUS(Sampling Rate2000)で2.23GB、EXCALIBUR(DDC BW1.5MHz)で4.47GB、DDC BW2MHzで5.6GBになりました。
ちなみに、カーバッテリー接続のDDコンバータで同時使用(受信のみ)してみると、5時間強は稼働します。先日のペディでも、記録しながら2時間半ほどなら十分使えました。
〈その他、PERSEUSと異なる機能〉
・PERSEUSが最大記録帯域幅1.6MHzに対しEXCALIBURは2MHz
・VFOがRX1~3まで3つある
・AMS(同期検波)モード時に側波帯の選択ができる
・各表示窓やソフト全体のウィンドウサイズを自由に変えられる
・各スペクトラムウィンドウの画像ファイルを保存できる
・DC12Vなので、PERSEUSのように5V電源を用意する必要がない(カーバッテリー接続の分電盤でも使用できました)
〈気になる点〉
・広帯域の「タイマー」記録ができない。右上スペクトラムの受信局のみタイマー記録が可能。ちなみに右上スペクトラムの録音ファイル(wavファイル)は再生時にフィルター操作などはできない
・アプリケーションソフトウェアの操作は、直感的なPERSEUSに比べやや複雑。3つもスペクトラム表示があってコントロール部が狭く、豊富な機能をタグ分けしているのが要因
・SSBでの受信や解析時、レベルの高いノイズがパチパチ耳を突く。AudioタブのGainを0から-1dBに下げることで改善できる
・Notchは適用周波数を入力する手間や、ノッチレベルが可変できないなどやや不便
・SplitボタンをONにして記録ファイルを2GB分割するよう設定しないと、ファイルサイズが巨大になりすぎて外付けHDDに転送が不可になる
・記録ファイルにタイムスタンプが付かない。別途、記録ファイルに時刻を入力することで表示可能になる(参照http://arcticdx.blogspot.com/2011/10/date-and-time-stamp-on-winradio-g31ddc.html)
・1MHz以上の広帯域幅で記録や解析を繰り返すと、パチパチノイズが乗ったり音声がガサつくことがある。アプリウインドウ右下のOn/Offボタンなどでリセットすると消える
・On/Offボタンはミュート的なものではない。記録中に押すと記録も止まるので注意
・再生スライダを操作した際にもバチバチと激しいノイズが乗る。また、PERSEUSのように任意の部分をリピート再生することができず、ID解析時に使いにくい
・各ボタンの反応が若干鈍い
・SメータのμV表示が文字化けしている
評判通り「音質はEXCALIBUR、使いやすさはPERSEUS」。
高い基本性能、2MHzにおよぶ帯域記録機能、バージョンアップして進化していくソフトウェア(今後に期待)・・良きライバル同士お互い高め合い、より高性能の受信機に進化していってほしいです。
時代の流れ、技術の進歩を感じます。新型の通信型受信機の発売がほとんどなくなり、選択肢が無くなってきたのもあると思います。
SDRの代表格、microtelecom PERSEUSのライバル格として頭角をあらわしてきた、WiNRADiO EXCALIBUR。
以下、かんたんな使用感です。
使用しているノートPCは4年前購入のものです。使用感はそれぞれのPC環境によって変わってきます。
CPU: Intel Core 2 Duo プロセッサーT9300(デュアルコア / 2.5GHz / L2キャッシュ6MB)
LED: 15.4" WXGA
グラフィック:NVIDIA GeForce 8600M GS 256MB
メモリ:4GB DDR2 SO-DIMM (667MHz/2GB×2/デュアルチャネル)
HD:250GB ハードディスク(5400rpm/ シリアルATA/2.5インチ)
OS: Microsoft Windows Vista Home Premium
*EXCALIBURを買う
国内の取り扱いメーカーは無く、現時点ではメーカー直販や海外のハムショップなどから購入するしかありません。唯一ナカトヨドットコムが輸入代行をしています。
私は海外のeBay出品者から購入。送料込みで74kほど、注文から約2週間で届きました。
*EXCALIBURが届く
ちょっと大きめな箱を開けると、EXCALIBURS本体に、取扱説明書(英語)、インストールプログラムの入ったソフトウェアCD-R1枚、USBコード、BNC-SMA変換コネクタ、ACアダプタが付属しています。
EXCALIBURSの大きさは、ちょっと重みがありますがPERSEUSとだいたい同じです。小さく軽く、場所を取りません。
*EXCALIBURのセットアップ
①メーカーサイトのApplication Software Downloadにアクセスし、G31DCC (Excalibur) Applicationの最新版(現時点では v1.55)をあらかじめパソコンにインストールしておく
②パソコンの電源を入れてWindows Vistaを起動
③USBケーブルを、EXCALIBURとパソコンの USBポートへそれぞれ接続
④電源を接続。付属のACアダプタはトランスタイプで米国仕様(INPUT AC120V 60Hz 22W/OUTPUT DC12V800mA)ですが、日本国内でも問題なく動作してます。コンセントに挿すと、プラグから12.17Vが出てます
⑤EXCALIBURの電源スイッチをON。青色のLEDが点灯し、デバイスドライバソフトウェアのインストールがはじまりますので、インストール完了を確認します
⑥EXCALIBURにアンテナを接続。アンテナ端子はSMAです。適宜変換プラグを使います
⑦パソコンの「WiNRADiO G31DDC」アプリケーションアイコンをダブルクリックで、EXCALIBURが起動します。EXCALIBUR本体のランプは「短い消灯2回と長い点灯1回」の繰り返し(正常な受信状態)になり、デスクトップに操作ウインドウが表示され、パソコンのスピーカから受信音が流れ出します
(下画面は、630kHz KUAMを受信中)
*EXCALIBURで聞く
操作画面は、受信機ぽいPERSEUSに比べると作業用ソフト的です。
詳しい操作法は、英文の説明書を読む必要があります。ソフトウェアCD-Rに取説pdfは入ってませんが、 G33DCC (Excalibur Pro) Application同梱のG33DDC取説pdfが参考になります。一部を除き使用方法はほぼ同じです。
とりあえず受信するには、PCのキーボードに直接入力します(例:5 9 4 Enterで594kHz)。また、カーソルの位置に関係なく、マウスのホイールを回すと(マウスを左右クリック、またはキーボードの上下キーを押すと)周波数が可変します(最大1kHzステップ)。9kHz、10kHzステップ可変には、TuningタブのStepボタンを使います。押しっぱなしにするとスピーディに周波数が変わります。スペクトラム上の任意の周波数をダブルクリックでも受信できます。
スペクトラム表示は3つ(左上が記録帯域の表示用、右上が受信周波数の制御用、下がLF~HFバンド全体の表示用)。
各スペクトラムの帯域表示は受信・再生状態に関係なく自由にズームアップ・ダウンできるので、受信局の帯域幅を変えずに正確な周波数を確認できて便利です。
PBTやNotch、フィルタ帯域可変、メモリー機能など各種機能も充実しています。
Memoryタブから、受信局のHFCC、EiBiリスト表示ができます(WiNRADiOドキュメントフォルダに、リストのtextファイルを入れておく必要あり)。各種Userlist Browserアプリケーション・プラグインを利用することで、Userlistファイルのリスト表示も可能になります。
受信音質は、PERSEUSより耳に優しく聞きやすいです。EXCALIBURはやや軽く穏やかな音(アナログ受信機的)、PERSEUSは固く耳を突く音(DSP受信機的)です。EXCALIBURのほうが、ノイズ成分が音声の後ろに引っ込んだように聞こえ、了解度も高く感じます。
感度は、PERSEUSとほぼ同じようです。
自宅シャックのNFBプリアンプ(+10dB)を入れると、中波帯、短波帯でADC CLP表示が出ます。
*PERSEUSとEXCALIBURを同時に使用する
PERSEUSとEXCALIBURを同時に起動することで、中波帯を記録しながら短波帯を聞く・記録する、といった事も可能になります。使用したPCでは、PERSEUSのSampling Rateを2000、EXCALIBURのDDC BWを2MHzで同時起動させると、受信時・記録時ともEXCALIBURの受信音にプツプツノイズが乗りました。PERSEUSのSampling Rateが2000の時はEXCALIBURのDDC BWを1.5MHzにするなど、どちらかの受信機の帯域幅を1ランク落とすと改善されます。
両機同時使用時のCPU使用率は、受信時は50~65%、記録時は60~70%になりました。
5分間記録したファイルサイズは、PERSEUS(Sampling Rate2000)で2.23GB、EXCALIBUR(DDC BW1.5MHz)で4.47GB、DDC BW2MHzで5.6GBになりました。
ちなみに、カーバッテリー接続のDDコンバータで同時使用(受信のみ)してみると、5時間強は稼働します。先日のペディでも、記録しながら2時間半ほどなら十分使えました。
〈その他、PERSEUSと異なる機能〉
・PERSEUSが最大記録帯域幅1.6MHzに対しEXCALIBURは2MHz
・VFOがRX1~3まで3つある
・AMS(同期検波)モード時に側波帯の選択ができる
・各表示窓やソフト全体のウィンドウサイズを自由に変えられる
・各スペクトラムウィンドウの画像ファイルを保存できる
・DC12Vなので、PERSEUSのように5V電源を用意する必要がない(カーバッテリー接続の分電盤でも使用できました)
〈気になる点〉
・広帯域の「タイマー」記録ができない。右上スペクトラムの受信局のみタイマー記録が可能。ちなみに右上スペクトラムの録音ファイル(wavファイル)は再生時にフィルター操作などはできない
・アプリケーションソフトウェアの操作は、直感的なPERSEUSに比べやや複雑。3つもスペクトラム表示があってコントロール部が狭く、豊富な機能をタグ分けしているのが要因
・SSBでの受信や解析時、レベルの高いノイズがパチパチ耳を突く。AudioタブのGainを0から-1dBに下げることで改善できる
・Notchは適用周波数を入力する手間や、ノッチレベルが可変できないなどやや不便
・SplitボタンをONにして記録ファイルを2GB分割するよう設定しないと、ファイルサイズが巨大になりすぎて外付けHDDに転送が不可になる
・記録ファイルにタイムスタンプが付かない。別途、記録ファイルに時刻を入力することで表示可能になる(参照http://arcticdx.blogspot.com/2011/10/date-and-time-stamp-on-winradio-g31ddc.html)
・1MHz以上の広帯域幅で記録や解析を繰り返すと、パチパチノイズが乗ったり音声がガサつくことがある。アプリウインドウ右下のOn/Offボタンなどでリセットすると消える
・On/Offボタンはミュート的なものではない。記録中に押すと記録も止まるので注意
・再生スライダを操作した際にもバチバチと激しいノイズが乗る。また、PERSEUSのように任意の部分をリピート再生することができず、ID解析時に使いにくい
・各ボタンの反応が若干鈍い
・SメータのμV表示が文字化けしている
評判通り「音質はEXCALIBUR、使いやすさはPERSEUS」。
高い基本性能、2MHzにおよぶ帯域記録機能、バージョンアップして進化していくソフトウェア(今後に期待)・・良きライバル同士お互い高め合い、より高性能の受信機に進化していってほしいです。
#
by bclguide
| 2012-03-23 19:31
| 受信機
|
Comments(2)
春分の日Pedi
Nakaさん、太さんと外房ペディに出掛けました。天気がよく風も穏やかな行楽日和でした。
DDコンバータも良好に作動、はじめてペディでPCの電源を1度も落とすこと無く過ごせました(これには感動)。PC内蔵バッテリと切り替えて確認しましたが、コンバータからのノイズは出てないようです。
新顔RXもPediデビュー。今後の活躍に期待します。
DDコンバータも良好に作動、はじめてペディでPCの電源を1度も落とすこと無く過ごせました(これには感動)。PC内蔵バッテリと切り替えて確認しましたが、コンバータからのノイズは出てないようです。
新顔RXもPediデビュー。今後の活躍に期待します。
#
by bclguide
| 2012-03-21 17:56
| DXペディ
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PHL録音ファイル
先月以来、早朝のフィリピン中波をチェックしていますが、2/28に匹敵するようなオープンは見られません。すでに春分の日で、日の出も早まり、シーズンオフとなりつつあるようです。
ここまでに取れたPHL中波局のID録音です。常連局ばかりですが、次期への目標の意味もこめてUPします。
受信音はこちら。
612 DYHP 2012/03/09 0459 "Ito ang DYHP 6 1 2 Tatak RMN Radyo Mo Nationwide"
666 DZRH 2012/03/12 0300 "MBC Network News Center, RH Balita"
738 DZRB 2012/03/15 0500 "Philippine Broadcasting Service, Radyo ng Bayan 7 3 8 Mega Manila"
747 DYHB 2012/03/10 0451 "Ito ang DYHB 7 4 7 Tatak RMN Radyo Mo Nationwide"
774 DWWW 2012/03/12 0303 "This is the ultimate station of your generation. DWWW 7 7 4, Playing the music of your life"
837 DYFM 2012/03/8 0503 "Good Morning, Ladies and Gentleman. Welcome to Bombo Radyo....DYFM Bombo Radyo, Iloilo"
846 DZRV 2012/03/12 0301 "Veritas 846 Radyo Totoo"
882 DWIZ 2012/03/12 0259 "DWIZ 8 8 2(ocho ocho dos)...Nationwide ♪DWIZ"
990 DZIQ 2012/03/10 0502 "Ito ang Trans Radio Broadcasting Corporation, Radyo Inquirer 9-90 AM"
1017 DXAM 2012/03/2 0501 "KBSI, Kalayaan Broadcasting System Incorporated. Radyo Rapido 10-17(diez diecisiete)"
1026 DZAR 2012/03/10 0457 "...DZAR...SonShine Radio..."
1350 DWUN 2012/03/12 0401 "UNTV Radio La Verdad 13-50(trece cincuenta) Tapat at Totoo sa Serbisyo Publiko"
1512kHz DYAB 2012/03/9 0501 "Good Morning, Philippines. DYAB AM…ABS-CBN Broadcasting Corporation...Radyo Patrol..."
ここまでに取れたPHL中波局のID録音です。常連局ばかりですが、次期への目標の意味もこめてUPします。
受信音はこちら。
612 DYHP 2012/03/09 0459 "Ito ang DYHP 6 1 2 Tatak RMN Radyo Mo Nationwide"
666 DZRH 2012/03/12 0300 "MBC Network News Center, RH Balita"
738 DZRB 2012/03/15 0500 "Philippine Broadcasting Service, Radyo ng Bayan 7 3 8 Mega Manila"
747 DYHB 2012/03/10 0451 "Ito ang DYHB 7 4 7 Tatak RMN Radyo Mo Nationwide"
774 DWWW 2012/03/12 0303 "This is the ultimate station of your generation. DWWW 7 7 4, Playing the music of your life"
837 DYFM 2012/03/8 0503 "Good Morning, Ladies and Gentleman. Welcome to Bombo Radyo....DYFM Bombo Radyo, Iloilo"
846 DZRV 2012/03/12 0301 "Veritas 846 Radyo Totoo"
882 DWIZ 2012/03/12 0259 "DWIZ 8 8 2(ocho ocho dos)...Nationwide ♪DWIZ"
990 DZIQ 2012/03/10 0502 "Ito ang Trans Radio Broadcasting Corporation, Radyo Inquirer 9-90 AM"
1017 DXAM 2012/03/2 0501 "KBSI, Kalayaan Broadcasting System Incorporated. Radyo Rapido 10-17(diez diecisiete)"
1026 DZAR 2012/03/10 0457 "...DZAR...SonShine Radio..."
1350 DWUN 2012/03/12 0401 "UNTV Radio La Verdad 13-50(trece cincuenta) Tapat at Totoo sa Serbisyo Publiko"
1512kHz DYAB 2012/03/9 0501 "Good Morning, Philippines. DYAB AM…ABS-CBN Broadcasting Corporation...Radyo Patrol..."
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by bclguide
| 2012-03-20 07:11
| 放送の楽しみかた
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DDコンバータ
NakaさんのBCL Diaryで紹介されているDCDCUPコンバーターを、遅ればせながら完成させました。
カーバッテリー(38B19R: 12V/28Ah/5HR)でノートPC(19V/4.74A)を動かすための昇圧装置で、フィールドでSDRを長時間使用することができます。昇圧時の発振によるノイズ対策にあらかじめノイズフィルタが内蔵されていますが、紹介くださったシエスタさんによって入力側にもノイズフィルタ回路を別途追加、さらに入力・出力ケーブルにCMCを挿入し、幾重にもノイズ対策がなされたDXing仕様です。
製作後実際にカーバッテリーでPERSEUSを使ってみると、連続8時間20分稼働しました(帯域幅1.6MHzで受信、PCのディスプレイ輝度を中、音声はイヤホンから出力、無線LAN・Bluetooth・Norton Internet SecurityをOFFにした場合)。
PCの内蔵バッテリーだと1時間20分くらいが限度だったので、大幅な向上です。これまではバッテリー節約のため、毎正時と30分のIDタイム以外はPCをシャットダウンしなければなりませんでした。結果聞いてない時間のほうが長く、毎回ただ記録だけしにペディ行ってるような状態だったので、やっと思う存分受信できる環境になりそうです。
カーバッテリー(38B19R: 12V/28Ah/5HR)でノートPC(19V/4.74A)を動かすための昇圧装置で、フィールドでSDRを長時間使用することができます。昇圧時の発振によるノイズ対策にあらかじめノイズフィルタが内蔵されていますが、紹介くださったシエスタさんによって入力側にもノイズフィルタ回路を別途追加、さらに入力・出力ケーブルにCMCを挿入し、幾重にもノイズ対策がなされたDXing仕様です。
製作後実際にカーバッテリーでPERSEUSを使ってみると、連続8時間20分稼働しました(帯域幅1.6MHzで受信、PCのディスプレイ輝度を中、音声はイヤホンから出力、無線LAN・Bluetooth・Norton Internet SecurityをOFFにした場合)。
PCの内蔵バッテリーだと1時間20分くらいが限度だったので、大幅な向上です。これまではバッテリー節約のため、毎正時と30分のIDタイム以外はPCをシャットダウンしなければなりませんでした。結果聞いてない時間のほうが長く、毎回ただ記録だけしにペディ行ってるような状態だったので、やっと思う存分受信できる環境になりそうです。
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by bclguide
| 2012-03-17 12:46
| 電子工作
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